顎が痛い、口が開きにくい…それは顎関節症かもしれません|香里園レジデンス歯科・矯正歯科|枚方・寝屋川の歯医者

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顎が痛い、口が開きにくい…それは顎関節症かもしれません

「朝起きたら顎が痛い」「口を開けるとカクカク音がする」「大きく口を開けられない」
このような症状はありませんか?

実はこれらは顎関節症(がくかんせつしょう)の代表的な症状です。顎関節症は特別な病気ではなく、日本人の多くが一度は経験するといわれています。症状が軽い場合もありますが、放置すると食事や会話に支障をきたすこともあります。
今回は顎関節症の原因や症状、治療法、予防法についてお話しします。


顎関節症とは?

顎関節症とは、耳の前にある「顎関節」や、その周囲の筋肉に異常が起こることで生じる症状の総称です。
顎関節は下顎を動かすための関節で、食事や会話など毎日何千回も使われています。そのため負担が積み重なると痛みや動きの異常が現れることがあります。

顎関節症の主な症状は次の3つです。

・顎が痛い
・口が開きにくい
・口を開け閉めすると音がする

このうち1つでも当てはまる場合は顎関節症の可能性があります。

顎関節症の原因
以前は「噛み合わせだけが原因」と考えられていましたが、現在ではさまざまな要因が重なって起こると考えられています。

歯ぎしり・食いしばり
最も多い原因の一つです。
寝ている間の歯ぎしりや、日中の無意識の食いしばりは顎関節や筋肉に大きな負担をかけます。
特にパソコン作業やスマートフォンを見ている時、運転中、家事中などに無意識に歯を接触させている方は少なくありません。
本来、上下の歯は食事や会話以外では接触していないのが正常です。

ストレス
ストレスがたまると筋肉が緊張しやすくなり、食いしばりも増える傾向があります。
「仕事が忙しい時だけ顎が痛くなる」という方も珍しくありません。

頬杖やうつ伏せ寝
頬杖をつく習慣やうつ伏せ寝は、顎関節に偏った力をかけます。
毎日の小さな負担が積み重なり、症状につながることがあります。

硬いものをよく食べる
スルメや硬いおせんべいなどを頻繁に食べると、顎の筋肉に負担がかかります。
また、片側だけで噛む癖も顎関節症の原因になることがあります。


顎関節症を放置するとどうなる?

軽い症状なら自然に改善することもありますが、放置すると次のような症状が出ることがあります。

・口が指2本分程度しか開かない
・食事がしづらくなる
・頭痛や肩こりが続く
・顎の痛みで会話がつらい

顎関節と周囲の筋肉は首や肩ともつながっているため、全身の不調につながることもあります。

顎関節症の治療法

顎関節症の治療は、症状や原因に合わせて行います。

マウスピース治療
歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、就寝時にマウスピースを装着します。
マウスピースがクッションの役割を果たし、歯や顎関節への負担を軽減します。

生活習慣の改善
顎関節症の改善には日常生活の見直しも重要です。

・上下の歯を離すことを意識する
・頬杖をやめる
・うつ伏せ寝を避ける
・片側だけで噛まない
・ストレスをため込まない

これだけでも症状が改善することがあります。

開口訓練やストレッチ
顎の動きを改善するためのストレッチやリハビリを行う場合もあります。
ただし症状によっては逆効果になることもあるため、自己判断ではなく歯科医院で相談しましょう。


顎関節症を予防するために

顎関節症は完全に防ぐことは難しいですが、負担を減らすことはできます。
特におすすめなのは「上下の歯を離す習慣」です。
今この瞬間、上下の歯が触れていませんか?
実は多くの方が無意識に歯を接触させています。
気付いた時に「唇は閉じる、歯は離す」を意識するだけでも顎への負担は減らせます。
また、定期的な歯科検診を受けることで、歯ぎしりの痕跡や噛み合わせの問題を早期に発見できる場合があります。


まとめ

顎関節症は「顎が痛い」「口が開きにくい」「音が鳴る」といった症状が特徴です。
歯ぎしりや食いしばり、ストレス、生活習慣などが関係しており、誰にでも起こる可能性があります。
症状が軽いうちに対処することで、痛みや不快感の改善が期待できます。
香里園レジデンス歯科・矯正歯科では、顎関節症の診査やマウスピース治療のご相談も承っております。
「顎が痛いけれど様子を見ている」「口が開けにくくなってきた」という方は、お気軽にご相談ください。早めの受診が、快適なお口の機能を守る第一歩です。



監修歯科医師 土井幹夫
香里園レジデンス歯科・矯正歯科