お口の衰えが全身の健康に影響!?「口腔機能低下症」を知ってフレイルを予防しましょう|香里園レジデンス歯科・矯正歯科|枚方・寝屋川の歯医者

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お口の衰えが全身の健康に影響!?「口腔機能低下症」を知ってフレイルを予防しましょう

「最近、食べ物が噛みにくくなった」「むせることが増えた」「滑舌が悪くなった気がする」そんな変化はありませんか?

「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちですが、実はその症状は口腔機能低下症(こうくうきのうていかしょう)のサインかもしれません。

口腔機能低下症とは、お口のさまざまな機能が少しずつ低下している状態を指します。放置すると食事や会話に支障が出るだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼし、「フレイル」の原因になることが分かっています。


フレイルとは?

フレイルとは、「健康」と「介護が必要な状態」の中間にあたる状態です。

筋力や体力、認知機能などが少しずつ低下し、転倒しやすくなったり、病気にかかりやすくなったりします。しかし、早い段階で気づいて対策を行えば、健康な状態に戻ることも十分可能です。

そのフレイルの入り口として注目されているのが「お口の衰え(オーラルフレイル)」です。


口腔機能低下症のサイン

次のような症状はありませんか?

・食べ物が噛みにくい
・硬いものを避けるようになった
・食事中によくむせる
・口の中が乾きやすい
・滑舌が悪くなった
・食べこぼしが増えた
・以前より食事に時間がかかる

これらは少しずつ進行するため、自分では気づきにくいことも少なくありません。


お口の機能が低下するとどうなる?

噛みにくくなると、自然と柔らかい食べ物ばかり選ぶようになります。

すると、肉や野菜など栄養価の高い食品を食べる機会が減り、たんぱく質やビタミンが不足しやすくなります。

栄養不足は筋肉量の低下につながり、転倒や寝たきりのリスクも高くなります。

また、飲み込む力が弱くなると誤嚥(ごえん)の危険性も高まり、誤嚥性肺炎の原因になることもあります。

このように、お口の健康は全身の健康と密接につながっているのです。


歯科医院でできること

口腔機能低下症は、50歳以上の方は保険の範囲内で検査を行うことができます。

当院では、お口の状態だけでなく、

・噛む力
・舌や唇の動き
・飲み込む力
・口の乾燥
・舌の力

などを総合的に確認し、お一人おひとりに合ったアドバイスを行っています。

必要に応じて、お口の体操や舌のトレーニング方法もご案内しています。


今日からできるフレイル予防

毎日の生活でも、お口の機能を維持するためにできることがあります。

・よく噛んで食べる(一口30回を目安に)
・会話を楽しむ
・声を出して本を読む
・「あ・い・う・べ体操」などのお口の体操を取り入れる
・バランスの良い食事を心がける
・毎日の歯みがきと定期検診を続ける

これらを習慣にすることで、お口の筋肉をしっかり使い、機能の低下を予防できます。


定期検診で「お口の健康寿命」を延ばしましょう

歯科医院は、虫歯や歯周病を治療するだけの場所ではありません。

これからは、「しっかり食べる」「楽しく話す」「いつまでも自分らしく生活する」ために、お口の機能を守る場所でもあります。

口腔機能低下症は早期発見・早期対策がとても重要です。

「少し気になるな」という段階で検査を受けることで、お口の健康だけでなく、全身の健康やフレイル予防にもつながります。

いつまでも美味しく食事を楽しみ、笑顔で会話ができる毎日を送るために、ぜひ定期検診をご活用ください。お口の健康を守ることが、健康寿命を延ばす第一歩です。


監修歯科医師 土井幹夫
香里園レジデンス歯科・矯正歯科