「矯正治療は歯並びをきれいにするためのもの」と思われる方が多いかもしれません。しかし実は、矯正治療には見た目の改善だけでなく、お口の健康を長く守るという大きなメリットがあります。
その中でも特に関係が深いのが「歯周病」です。
歯並びが悪いと歯周病になりやすい?
歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまった細菌が原因で起こる病気です。
歯が重なっていたり、ガタガタしていたりすると歯ブラシが届きにくい場所が増え、どうしても磨き残しが多くなります。磨き残しが蓄積すると歯垢がたまり、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
また、噛み合わせが悪いことで一部の歯に強い力がかかると、歯周組織に負担がかかり、歯周病の進行を早めることもあります。
矯正治療でお口の管理がしやすくなる
矯正治療によって歯並びが整うと、歯ブラシやデンタルフロスが届きやすくなり、毎日のセルフケアがぐっとしやすくなります。
「今までフロスが通らなかった場所が掃除しやすくなった」「歯磨きに時間がかからなくなった」という声も多く聞かれます。
毎日のケアがしやすくなることで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことにつながります。
将来残せる歯が増える可能性も
歯を失う原因の第一位は歯周病です。
歯周病が進行すると歯を支える骨が少しずつ溶け、最終的には歯が抜けてしまうことがあります。
もちろん、矯正治療をしただけで歯周病を完全に防げるわけではありません。しかし、歯並びが整い、お口の中を清潔に保ちやすくなることで、歯周病の予防や進行抑制に役立ちます。
その結果、生涯にわたって自分の歯を多く残せる可能性が高くなると考えられています。
「80歳になっても20本以上の歯を残そう」という8020運動がありますが、そのためにも毎日のセルフケアと定期的なメンテナンス、そして必要に応じた矯正治療は大切な選択肢の一つです。
メンテナンスにも前向きになれる
矯正治療中は定期的に歯科医院へ通院するため、お口の健康に対する意識が高まる方が多くいらっしゃいます。
治療後も「せっかくきれいになった歯並びを維持したい」「健康な状態を保ちたい」という気持ちから、定期検診やクリーニングを継続される方が多いのも特徴です。
また、歯科医院に通うことへの抵抗感が少なくなり、「何かあったらすぐ相談しよう」という習慣が身につきやすいことも、長期的なお口の健康につながります。
矯正は健康への投資
矯正治療というと、「見た目をきれいにするための治療」というイメージが強いかもしれません。
しかし、噛み合わせや歯並びを整え、お口を清潔に保ちやすくし、虫歯や歯周病のリスクを減らすことも大切な目的の一つです。
歯は一度失ってしまうと元には戻りません。だからこそ、将来も自分の歯でしっかり噛んで食事を楽しむためには、今から予防を意識することが大切です。
「歯並びが気になる」「磨きにくい場所がある」「歯周病が心配」という方は、一度無料矯正相談を受けてみませんか?
香里園レジデンス歯科・矯正歯科では、見た目だけではなく、お口全体の健康を考えた矯正治療をご提案しています。患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせて治療計画をご説明いたしますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
きれいな歯並びは、笑顔だけでなく、10年後、20年後のお口の健康への大きな財産になります。
監修歯科医師 土井幹夫
香里園レジデンス歯科・矯正歯科