歯周病は肥満と関係する?内臓脂肪とお口の健康について|香里園レジデンス歯科・矯正歯科|枚方・寝屋川の歯医者

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歯周病は肥満と関係する?内臓脂肪とお口の健康について

皆さんは、「歯周病」と「内臓脂肪」に関係があることをご存じでしょうか?

歯周病はお口の中の病気、内臓脂肪は肥満に関係するものというイメージがあり、あまりつながりがないように感じるかもしれません。


しかし、実はこの2つには深い関係があることが分かってきています。

今回は、歯周病と内臓脂肪の関係や、健康を守るためにできることについてご紹介します。


■ 歯周病とはどんな病気?

歯周病とは、歯と歯ぐきのすき間にある歯周ポケットに細菌が増殖し、歯ぐきに炎症が起こる病気です。


初期の段階では、歯ぐきの腫れや歯みがきの際の出血などが見られます。

さらに進行すると、歯を支えている骨が徐々に溶かされ、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。


また、歯周病のやっかいなところは、初期には痛みなどの自覚症状が少ないことです。

そのため、気づかないうちに進行しているケースも少なくありません。


■ 内臓脂肪と歯周病の関係

内臓脂肪とは、胃や腸などの内臓の周りにつく脂肪のことです。

内臓脂肪が過剰に蓄積すると、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病につながる可能性があります。

実は、内臓脂肪と歯周病には、どちらも「炎症」が関係しています。

内臓脂肪が過剰に蓄積すると、脂肪組織から炎症に関係する物質が多く分泌され、体内で慢性的な炎症が起こりやすくなります。

一方、歯周病が進行すると、歯ぐきで起きている炎症によって炎症性物質が産生されます。こうした物質が血流を介して全身に影響することが指摘されています。


つまり、内臓脂肪の蓄積と歯周病は、体内の炎症を通じて互いに関係している可能性があるのです。

肥満のある方では歯周病のリスクが高い傾向が報告されており、内臓脂肪の蓄積が歯周病の悪化に関係することも考えられています。


■ 歯周病は糖尿病とも関係している?

歯周病と深い関係がある病気のひとつに、糖尿病があります。

歯周病による慢性的な炎症は、血糖値を調整するインスリンの働きに影響を与える可能性があります。


その結果、血糖コントロールが悪化することがあります。

一方で、糖尿病によって免疫機能などに影響が生じると、歯周病が進行しやすくなることも知られています。


このように、歯周病と糖尿病は互いに影響し合う関係にあります。

また、内臓脂肪の蓄積は糖尿病のリスクを高める要因のひとつです。

お口の健康を守ることは、歯を守るだけでなく、全身の健康を考えるうえでも大切なのです。


■ 歯周病と内臓脂肪を予防するためにできること

では、健康を守るために、どのようなことを心がければよいのでしょうか?


① 毎日の歯みがきを丁寧に行う

歯周病予防の基本は、原因となる歯垢(プラーク)を取り除くことです。

歯と歯ぐきの境目を意識して、やさしく丁寧に磨きましょう。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを活用することもおすすめです。


② 食生活や運動習慣を見直す

内臓脂肪を増やさないためには、栄養バランスのよい食事や適度な運動を心がけることが大切です。

食べ過ぎに注意し、無理のない範囲で体を動かす習慣を取り入れましょう。


③ 歯科医院で定期検診を受ける

歯周病は、自覚症状が少ないまま進行することがあります。

歯科医院では、歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さを確認し、必要に応じて歯石除去などの専門的なケアを行います。

ご自宅でのケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを組み合わせることが大切です。


■ まとめ

歯周病と内臓脂肪は、一見関係がないように思えますが、どちらも体内の炎症と関係しており、互いに影響し合う可能性があります。

お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。


「最近、歯ぐきから血が出る」「しばらく歯科検診を受けていない」という方は、ぜひ一度お口の状態を確認してみませんか?

香里園レジデンス歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせたケアや予防のサポートを行っています。

毎日の歯みがきと定期検診で、お口から全身の健康を守っていきましょう!

監修歯科医師 土井幹夫
香里園レジデンス歯科・矯正歯科