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CAD/CAM

保険でできる白い歯「CAD/CAM冠・インレー」とは?
歯の治療で「銀歯」ではなく、「白い歯にしたい」と思ったことはありませんか?
以前は、奥歯などに保険で白い歯を入れることは難しかったのですが、近年では「CAD/CAM(キャドカム)」という技術を使ったい被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)が、条件を満たせば険で作れるようになりました

では、「CAD/CAM冠」「CAD/CAMインレー」とはどのようなものなのか、どんな条件で保険が使えるのかをご説明します。
CAD/CAMって何?
CAD/CAMとは、コンピューターで歯の形を設計(CAD)し、専用の機械で材料を削り出して製作(CAM)するシステムです。



CAD/CAM冠(クラウン)とは?
クラウンとは、虫歯や歯の破損が大きい場合に歯全体を覆うようにかぶせる人工の歯のことです。
CAD/CAM冠は、白くて目立ちにくい材料(ハイブリッドレジン)で作られたクラウンで、奥歯にも使えるケースがあります。

【保険適用になる条件(例)】
• 小臼歯(前から数えて4・5番目の歯)は、基本的にすべて保険適用

• 大臼歯(6・7番目の歯)は、上下左右の噛み合わせなど条件あり

• 前歯は基本的に保険適用外(別の材料が使われます)

※金属アレルギーの場合など、特別な条件で適用になることもあります。


CAD/CAMインレーとは?
インレーとは、虫歯を削った後に詰める中程度の大きさの詰め物のことです。
従来は金属(銀歯)を使っていましたが、CAD/CAMインレーでは白くて自然な見た目に仕上がります。

【保険適用になる条件(例)】
• 2024年から、一部の条件下でインレーにも保険が適用可能に

• 使用できる歯の部位や咬合(かみ合わせ)の状態によって判断されます

※条件は変わることがありますので、詳しくは歯科医院でご確認ください。


メリットと注意点

【メリット】
• 見た目が自然で白い:金属ではなく白い材料なので、笑ったときにも目立ちにくいです
• 金属アレルギーの心配がない:メタルフリーの治療が可能
• 保険が使えるので、費用が抑えられる


【注意点】
• 強度は金属よりやや劣る特に噛み合わせが強い方には割れたり欠けたりすることもあります
• 適用には条件がある:すべての歯に使えるわけではありません


まとめ
CAD/CAM冠・インレーは、条件を満たせば保険で白い歯を入れることができる新しい治療法です。
銀歯が気になる方や、金属アレルギーが心配な方にとって、見た目も健康面も優れた選択肢になります。
自分の歯が対象になるかどうか、詳しくは歯科医師にお気軽にご相談ください。あなたに最適な治療方法をご提案いたします!