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大阪の都会のオアシス!天王寺動物園で大興奮の一日

大阪に住んで長いのに、実は一度も行ったことがなかった天王寺動物園に、先日ついに家族で行ってきました。通天閣やあべのハルカスを間近に臨む都会のど真ん中に、これほどの緑と動物たちの世界が広がっていることに、改めて驚きと感動を覚えました。

平日の午後に行ったのですが、園内はほどよく活気があり、ゆったりと動物たちを観察することができました。動物園といえば、どうしても「子ども向け」というイメージが先行しがちですが、大人も童心に帰って楽しめる、素敵な場所ですね。

ただ、一つ残念だったのが、ゾウ舎にゾウの姿が見られなかったことです。事前に亡くなってしまったことは知っていたのですが、やはり間近でその雄大な姿を見ることができず、少し寂しい気持ちになりました。天王寺動物園のゾウといえば、「春子」さんや「ラニー博子」さんの名前が有名で、長年、大阪の人々に愛されてきた存在。過去の報道や記事でその歴史を知るたびに、改めてその存在の大きさを感じます。動物たちの寿命は人間よりも短い。だからこそ、今いる動物たちとの出会いを大切にしたいと、改めて思いました。

しかし、園内には他にもたくさんの魅力的な動物たちが!キリンやシマウマなど、アフリカサバンナを彷彿とさせるエリアは、広々としていて見応えがありました。特に、シマウマの流れるような美しい縞模様には、自然が生み出す造形の素晴らしさを感じました。

そして、今回のハイライトの一つとなったのが、ホッキョクグマ舎です。大きなプールと岩場で構成された展示場で、シロクマが悠然と過ごす姿は、まさに圧巻の一言。特に、彼らが大きな青いボールのおもちゃで遊び、勢いよく水の中に飛び込む瞬間は、水しぶきと相まって大迫力でした。ガラス越しではありましたが、その動きの力強さや、水中での優雅な泳ぎに、思わず「おお!」と声が出てしまいました。その巨体からは想像できないほど俊敏な動きに、生命のエネルギーを感じます。

さて、家の子どもといえば、来る前から「ライオンがおがおー!!」と、ライオンへの期待がマックス。ライオン舎の前では、本当に真剣な表情でライオンを見つめ、期待通り(?)の咆哮に大喜びでした。しかし、そんなライオンを押しのけて、子どもが一番夢中になったのは、意外にもアシカでした。

アシカ舎の大きな窓の前で、目の前をスピーディーに泳ぎ回るアシカたちを見るたびに、子どもは興奮した面持ちで「さかな!さかな!」と叫び続けます。どうやら、アシカの動きや形が、お魚に見えたようです。水槽の中を縦横無尽に泳ぎ回るアシカの姿は、確かに躍動感にあふれていて、見ていて飽きません。子どもたちの純粋な反応を見ていると、大人である私も自然と笑顔になりますね。





帰宅してからも「さかないた~!」と、アシカの話題ばかり。そんなに水中の生き物に夢中になるなら、次はぜひ、海遊館のような本格的な水族館に連れて行ってあげようと思っています。

動物園という空間は、日常から離れ、私たちとは違うリズムで生きる命に触れることができる、素晴らしい場所です。動物たちの個性的な生態や、時に見せるユーモラスな行動、そして何よりも生命の力強さから、たくさんの元気と癒やしをもらいました。

大阪の皆さんも、そうでない方も、天王寺動物園は、いつでも私たちを温かく迎えてくれる都会のオアシスです。次はどんな動物に驚き、どんな発見があるか。また近いうちに再訪するのが今から楽しみです。動物たちの生きる姿から、私たちも日々の活力を分けてもらいましょう!