子どもの歯磨き粉に含まれるフッ素の重要性について
歯の健康を守るために欠かせない成分の一つが「フッ素」です。
フッ素とは?
フッ素は自然界にも存在するミネラルの一種で、歯を強くし、
子どもの歯はむし歯になりやすい
子どもの歯(乳歯や生えたばかりの永久歯)は、
フッ素の3つの働き
フッ素には、以下の3つの大きな働きがあります。
• 歯の再石灰化を促進する
むし歯菌が出す酸によって歯のエナメル質が溶けることを「脱灰」
• 歯を強くし、酸に溶けにくくする
フッ素が歯に取り込まれることで、歯の表面が強くなり、
• むし歯菌の活動を抑える
フッ素には、
子どもに適したフッ素濃度と使用量
フッ素は適切な量を使用することが重要です。
2023年1月からフッ素配合歯磨き剤の推奨使用量・
以下が改定後の濃度になります。
• 0~2歳(歯が生え始めたら):
• 3~5歳:
• 6歳以上:フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉を1~2cm程度
歯磨き粉の量を守りながら、
フッ素を使う際の注意点
フッ素は安全性が高い成分ですが、過剰に摂取すると「フッ素症」
歯科医院でのフッ素塗布も効果的
家庭でのフッ素入り歯磨き粉の使用に加え、
まとめ
フッ素は子どもの歯をむし歯から守るためにとても重要な成分です